「地方でこそ文化の創造ができる」と話す鈴木さん

「地方でこそ文化の創造ができる」と話す鈴木さん

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劇団SCOT鈴木さん思い語る シアター・オリンピックス

北日本新聞(2019年8月26日)

 国際的な舞台芸術の祭典「第9回シアター・オリンピックス」で日本側の芸術監督を務める鈴木忠志さん(劇団SCOT主宰)のトークセッションが25日、南砺市の県利賀芸術公園で行われ、シアター・オリンピックスや利賀への思いを語った。

 現在80歳の鈴木さんは、36歳の時東京から利賀に拠点を移した経緯から話し始めた。当初は5年だけの予定だったが、村長から引き留められ長年活動を続けてきたことを明かした。「地方でこそ文化の創造ができる。利賀がアジアの演劇の拠点だということを知ってもらいたい」と力を込めた。

 今回はロシアとの初の共同開催で「優れた演出家が集うぜいたくさを感じてほしい」と呼び掛けた。来場者との質疑応答もあり、ユーモアを交えて答えた。

 参加した南砺市の公立図書館臨時職員、長谷川毅さん(62)は「劇団への熱い思いに感動した。これからも長く続けてほしい」と話した。

 日本では南砺市利賀地域と黒部市を会場に世界16カ国・地域の演劇人が集い、30作品を上演する。9月23日まで。鈴木さんのトークは残り4回予定している。

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