参加者に配る限定グラスを手に催しをPRする桜井さん

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長野県 伊那路 祭り・催し

飯伊産リンゴのシードルフェス 飯田で9月、若手醸造家が企画

信濃毎日新聞(2019年8月28日)

 飯田下伊那地域産リンゴを使った発泡酒「シードル」の製造を手掛ける松川町と下條村の3社が、シードルを地元農産物の料理と一緒に味わう催し「Southern Alps CRAFT CIDER FES(サザンアルプス クラフトサイダーフェス)」を9月1日、飯田市内で開く。シードルを日常的に味わう文化を地域に根付かせよう―と、20〜40代の若手醸造家が初めて企画した。

 果実加工会社「道」(下條村)と、シードル醸造などの「VINVIE(ヴァンヴィ)」(松川町)、農園「フルーツガーデン北沢」(同)が運営する「マルカメ醸造所」(同)が出品。シードル10種類ほどを楽しめる。催しを呼び掛けた「道」代表の桜井隼人さん(35)は「醸造に乗り出した若手農家の活動が活発なのが飯田下伊那の特色。作り手との交流も楽しんでほしい」と話している。

 午後6時から、飯田市川路の施設「COCOROFARMVILLAGE(ココロファームビレッジ)」で開く。参加費は食事代など2500円。シードルの試飲は別に料金が必要。事前予約制。問い合わせは同施設(電話0265・49・5560)へ。

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