10月5日から運行する観光列車「海里」(JR東日本新潟支社提供)

10月5日から運行する観光列車「海里」(JR東日本新潟支社提供)

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新潟の料亭の味、観光列車で DC向け商品8月30日発売

新潟日報(2019年8月29日)

 新潟県と山形・庄内エリアを舞台にした観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、新観光列車「海里(かいり)」が10月5日に新潟-酒田間で運行を開始する。4号車(定員24人)の乗車券は、食事などが付いた旅行商品として8月30日に発売する。日本海を眺めながら新潟市の料亭の味を楽しめる。

 JR東日本新潟支社によると、新潟-酒田間では、10、12月は同市中央区の料亭、行形亭(いきなりや)が調理した食事を提供。同店名物のかしわ(鶏肉)のみそ漬けや南蛮エビを使った料理などが並ぶ。10、12月でメニューは異なる。11月は同区の鍋茶屋が担当。日本海の魚介や天然きのこを使い季節感あるメニューを考案した。

 酒田-新潟間の10~12月は、山形県鶴岡市のイタリアンレストラン、アル・ケッチァーノのメニューになる。いずれも飲み物、汁物、デザート付き。

 金、土、日曜日を中心に通年運行。1、2号車は乗車券と指定席券で販売する。3号車は売店とイベントスペースとなる。
 4号車利用の場合、新潟-鶴岡間は大人片道1万3400円、新潟-酒田間は同1万3800円。びゅう予約センター、0570(04)8928。インターネットの予約サイトえきねっとでも販売する。12月27日~2月末は4号車の販売はない。

 JR東は、秋の行楽シーズン(10月1日~11月30日)に合わせ、上越新幹線は前年より64本多い200本を増発し、北陸新幹線「はくたか」は5本増発する。
 11月2、3日には、村上-酒田間で「ばんえつ物語」号の客車を使った「SL日本海美食旅(ガストロノミー)」も運行する。

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