手紙と越前和紙を使った造形作品がコラボした企画展=福井県坂井市一筆啓上日本一短い手紙の館

手紙と越前和紙を使った造形作品がコラボした企画展=福井県坂井市一筆啓上日本一短い手紙の館

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和紙の花、手紙や恐竜模型と共演 福井・一筆啓上の館で企画展

福井新聞(2019年8月30日)

 手紙と越前和紙を使った造形作品がコラボした企画展「一筆啓上 和紙のつくりもの~花と恐竜~」が福井県坂井市一筆啓上日本一短い手紙の館で開かれている。和紙の柔らかな風合いを生かした作品が手紙の内容を引き立たせ、訪れた人を魅了している。9月8日まで。

 第22回「花」を中心にした一筆啓上の過去の応募作品約20点に、それぞれの手紙に合わせた造花や恐竜模型を添え、展示している。花は日本和紙クラフト協会(本部鯖江市)、恐竜はペーパークラフトデザイナーの時里嶺さん(敦賀市)らが手掛けた。

 兵庫県の43歳男性が妻に宛てて「紫陽花のように、移り気なあなたの心を百年もかけてつかまえる冒険が結婚なのでした。」とつづった手紙の近くにはピンクや紫、青など花びらまで細かく再現した色とりどりのアジサイを並べた。会場にはヒマワリの花でハート形の枠を作った「インスタ映えスポット」もある。

 31日と9月1日は、両日とも午前10時半と午後1時半から和紙の花を作るワークショップを行う。参加費は500円(別途入館料200円)。予約、問い合わせは同館=電話0776(67)5100。

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