須坂共選所で品質を評価され、全国に出荷されるブドウ

須坂共選所で品質を評価され、全国に出荷されるブドウ

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秋の味覚ブドウ、出荷始まる 須坂共選所「全体的に大粒に」

信濃毎日新聞(2019年9月2日)

 須坂市日滝のながの農協須坂共選所で1日、露地栽培のブドウの出荷が始まった。同市と高山村で栽培された「巨峰」や「ナガノパープル」が次々に運び込まれ、全国の卸売市場に向けて発送された。今年は猛暑の影響で実の着色が例年より遅かったものの、大粒のブドウがそろったという。

 共選所では、運ばれてきたブドウの粒の張りや大きさ、きれいに箱詰めされているかなどを担当者が評価して選別した。主に首都圏や関西、中京圏の市場に運ばれる。今後は「シャインマスカット」も出回り始め、10月末までブドウの出荷が続く予定だ。

 ながの農協は、ハウス栽培を含めた今年のブドウ出荷量を約5150トンと見込む。4年前に植え替えた苗が育つことを想定して昨年の約4500トンよりも増える見通しだ。

 同農協広域専門指導員の塩崎博央さん(45)は「全体的に大粒に仕上がっている。ブドウは秋の味覚の一つ。ぜひ味わってほしい」と話した。

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