「ちよたん」を載せて曳山を組み立てる関係者=白山市千代野公民館

「ちよたん」を載せて曳山を組み立てる関係者=白山市千代野公民館

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曳山に千代女愛らしく 白山・千代野で6、7日まつり

北國新聞(2019年9月5日)

 6、7日に白山市千代野で開かれる「第40回千代野まつり」(北國新聞社後援)で、松任出身の俳人「加賀の千代女」を題材にした人形が登場し、子ども用の曳山(ひきやま)に載って地域を練り歩く。節目の祭りに華を添えるとともに、地名の由来にもなった郷土の偉人をアピールし、住民に深い絆を育む。
 人形はいずれも金城大短大部の学生がデザインを作成した「ちよたん」と「ちよことちよぴ」の2種類あり、両方とも高さは約1・5メートル。そろいの法被を着て、愛らしい表情を浮かべる。このデザインを元に、住民有志の一人、高塚昭三さん(91)=千代野3丁目=が発泡スチロールを組み合わせ、ペンキなどで丁寧に色を付けた。曳山の胴幕も新調した。
 千代野まつりの実行委は、昨年も「ちよたん」の人形を子ども用の曳山に載せて地域を歩く計画を立てたが、悪天候で中止に。今年の曳山巡行は2年越しのイベントで、今月1日に曳山の仮組み立てを行った新橋勝年委員長は「子どもからお年寄りまで幅広い世代が楽しめる祭りにしたい」と話した。
 実行委は祭り終了後も「ちよたん」「ちよことちよぴ」の2体の人形を地域おこしに活用する予定という。
 第40回の節目に合わせ、実行委メンバーの千代野まつり保存会は、祭りの新たなシンボルマークを採用した。イチョウ並木に彩られる千代野ニュータウンにちなんだ、3枚のイチョウの葉を描いたデザインで、ニュータウン内の「千代野東」「千代野西」「千代野南」の3エリアの住民に、より一体感が生まれるよう願いを込めた。祭りの法被や曳山の胴幕などにあしらう。
 今年の千代野まつりは6日が前夜祭、7日が本祭となる。来場者参加型のフォトコンテストなども初めて開催される。

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