福井県嶺北の美味が集結する「越前ふくいマルシェ」が９月７、８の両日、福井市のハピテラスなどで開かれる。新鮮な野菜や魚、県産食材を使った加工品が並び、さまざまな体験も楽しめる。ハピテラスにはヤギもお目見えする。

　ふくい嶺北連携中枢都市圏事業として市が初めて開く。ハピテラスに開設される「交流マルシェ」には１１事業者が出展、野菜や魚、加工品を販売する。嶺北１０市町の食材を使ったオリジナルのベーグル、鹿肉料理などさまざまな食が振る舞われる。

　体験コーナーのうち、ハピテラスにはヤギの餌やり、模擬田植え、そば打ち、積み木プールの各ブースを設けた。ガレリア元町では、イワナやニジマスをつかみ取りしてその場で串焼きで味わうコーナーと、県産木材でコースターを作るブースを開設する。クラフトマーケットもある。

　７日は午前１０時～午後５時、８日は午前１０時～午後４時。市農政企画課は「家族みんなで買い物や体験を満喫してほしい」と話している。問い合わせは同課＝電話０７７６（２０）５４２０。