経田七夕まつりに登場した「がんちゃん」の巨大あんどん

経田七夕まつりに登場した「がんちゃん」の巨大あんどん

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「がんちゃん」知って 魚津・経田地区のキャラクター

北日本新聞(2019年9月7日)

■ 住民気質表す"ガンゾ"由来

 魚津市の経田地区振興協議会は、地区のキャラクターで魚の「がんちゃん」の知名度アップに力を注いでいる。今年は巨大あんどんを作って展示したが、市のキャラクター「ミラたん」と間違えられることも。経田の人たちの気質を表す昔ながらの呼び名「経田ガンゾ」から生まれたキャラで、野村博会長(66)は「由来も含めて次世代に伝えたい」と意気込む。

 がんちゃんは、経田西町の田中優樹さん(36)がデザインし、2012年夏にデビューした。巨大あんどんは今年、野村会長と経田公民館職員らが作り、8月のせり込み蝶六踊り街流しと経田七夕まつりで展示した。ミラたんと間違えて駆け寄った子どもたちが「これ何?」と言う姿も見られたが、「かわいい」と記念撮影する人も多かった。

 同公民館によると、経田では煮ても焼いても食べにくい骨の多いハチメ(メバル)をガンゾと呼んできた。「経田ガンゾ」は経田の人は威勢がいい、気が強いといった意味。悪口としても使われたが、野村会長は「元気の良さをいい意味で捉えることもできる。逆手に取って未来に生かせたらいい」と話す。経田ガンゾは、16年に策定された地区の未来ビジョンスローガンにも盛り込まれた。

 経田ガンゾの由来は定かでなく、詳しく知っている世代は高齢になっている。野村会長は「経田ガンゾの由来を詳しく調べ、がんちゃんを通じて子どもたちに伝えたい」と話している。

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