■縄文の暮らしに触れる
桜町縄文火まつりは7日、小矢部市の桜町JOMONパークで開かれた。ことしは2年ぶりに縄文サンバ輪踊りが復活。火おこしや弓矢など多彩な体験コーナーもあり、親子連れらが楽しみながら縄文時代の暮らしに触れた。
桜町遺跡の魅力を発信するボランティアグループでつくる「桜町縄文NET」と小矢部市教育委員会が毎年開いている。
クライマックスの「火祭り」は、下村晴音さん(高岡市福岡小学校6年)と永原優里さん(同)が縄文のみことして登場。土器形のみこしが会場を練り歩き、四角形に組んだ木にご神火をともした。
火を囲んで踊る「縄文サンバ輪踊り」は石動幼稚園が中心になっていたが、昨年3月末で閉園したために中断。今年は同NETのグループの一つ「縄文こごみの会」が中心になった。陽気なリズムに合わせ、来場者に見本を見せながら楽しそうに踊った。湊谷直美会長は「来年以降も踊りたい」と話した。
令和から縄文時代にタイムスリップするイメージで、ドラえもんをデザインした1人乗り電気自動車「Q―CAR」が登場し、来場者が記念撮影を楽しんだ。