燃え盛る炎の中を駆け抜ける獅子=二口熊野社

燃え盛る炎の中を駆け抜ける獅子=二口熊野社

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火渡りで厄焼き払う 射水の二口熊野社

北日本新聞(2019年9月8日)

 射水市二口(大門)の二口熊野社で7日、恒例の火渡り神事が行われ、3体の百足(むかで)獅子とみこしが火の中を勇壮に駆け抜け、地区の家々の厄(やく)を焼き払った。

 火渡りは地区内で集めた厄を火で清める神事で秋季大祭に合わせ行っている。二口獅子方青年団(古田賢一朗団長)と同後援会、同保存会が獅子を舞い、てんぐやキリコと一緒に二口地区の住宅や事業所など約500戸を回り厄を集めた。獅子に続いてみこしが巡行し、おはらいして回った。

 午後5時50分ごろ、熊野社の鳥居前では約2メートルの高さに積んだ稲わらに火が付けられた。火が燃え上がる中、てんぐに続き3体の獅子が火の粉を舞い上げながら次々に走り抜けた。最後にご神体を載せた車輪付きのみこしが、火の上を渡って境内に入ると見物客から歓声と拍手が起こった。

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