PONPOKOの大沢野丼(中央)とおでん(右)

PONPOKOの大沢野丼(中央)とおでん(右)

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大沢野を召し上がれ 地元食材で新メニュー次々

北日本新聞(2019年9月8日)

■新店・老舗が特色

 富山市大沢野地域を盛り上げようと、同地域の飲食店で地元産食材を使ったメニューが登場している。万願寺などでとれた野菜を使った大沢野丼と、特産イチジクを使った懐石料理。新旧2店がそれぞれの特色を出している。

 今年7月にオープンした居酒屋キッチンPONPOKO(富山市上大久保)は、大沢野丼が看板メニュー。ごはんの上に円柱状のかき揚げをのせ、その周りにキャベツが敷いてある。

 かき揚げのサツマイモ、タマネギ、ニンジンは全て大沢野産。同店代表の飴谷智子さん(42)と店員の宮沢憂さん(23)らが約1年間試作を重ね、サクサクした食感と甘辛いたれが食欲をそそる一品に仕上げた。

 同店は幼老複合施設ぽんぽこ村グループで、毎週金、土曜に営業。65歳以上か子ども連れなら2割引となる。グループ社長の飴谷嘉人さん(43)は「地域の人が集まれる場所になれば、と思いオープンした。リピーターも多い」と言う。

 創業120年の老舗「紅葉閣」(同市牛ケ増)は、イチジクを使った懐石料理を提供している。田楽や豆腐、酢の物、おろし和え、天ぷらなどが並ぶ。伝統のイチジク田楽はとろみとやさしい甘さが絶妙だ。

 イチジク料理は宿泊、食事のほか、昼の弁当として11月まで出す予定。いずれも予約が必要で、弁当は平日のみ。池下英明代表(76)は「イチジク独特の薄紅色を料理に生かしている。大沢野の味をぜひ食べに来てほしい」と話している。

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