県PRキャラクター「アルクマ」が8月で活動開始から10周年を迎えたのを記念した「生誕10周年感謝祭」が8日、飯山市の斑尾高原で開かれた。タキシード姿で登場すると歓声が上がり、ファンの声を受けて新たに作ったという県鳥「ライチョウ」のかぶり物のイメージも披露。約250人のファンの前でさらなる活躍を誓った。
熊本県の「くまモン」、群馬県の「ぐんまちゃん」などご当地キャラ7体が「お祝い」に駆け付け、アルクマにプレゼントを贈ったり触れ合ったり。アルクマは、スキーや登山などのウエアに次々と着替え、信州の魅力を発信してきた10年を振り返った。
集まったファンや親子連れらはこぞって撮影。長野市の会社員山口ゆかりさんは「アルクマの姿に癒やされて、1週間の疲れも吹き飛びます」。
ゆるキャラ日本一を決める「ゆるキャラグランプリ」の中間発表イベントも開催。「ご当地部門」でアルクマは、「一生犬鳴!イヌナキン!」(大阪府泉佐野市)、熊本県の「ころう君」に次いで3位だった。最終結果発表イベントは11月2、3日に長野市のエムウェーブで開く。