おはやしを披露する竜田区の住民たち=9月7日夜、福井件小浜市白鬚の市まちの駅・旭座

おはやしを披露する竜田区の住民たち=9月7日夜、福井件小浜市白鬚の市まちの駅・旭座

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放生祭開幕直前、まちに響く祭りの音 小浜で本稽古スタート、見学自由

福井新聞(2019年9月10日)

 福井県小浜市中心部の小浜地区で、9月14、15日に行われる若狭地方最大の秋祭り「放生祭」に向けた本稽古が始まった。神事芸能(出し物)を担当する各区や同市白鬚の市まちの駅では和装の区民たちが笛や太鼓のおはやしを披露。にぎやかな音が鳴り響き、祭りムードが徐々に高まっている。本稽古は12日まであり、自由に見学できる。

 放生祭は同市男山にある八幡神社の例大祭で、県無形民俗文化財に指定されている。小浜地区の24区が隔年で半数ずつ出し物を披露する。今年の出し物は4種類あり▽神楽=神田、白鳥、津島の3区▽獅子=玉前、日吉の2区▽大太鼓=広峰、住吉、大宮の3区▽山車=清滝、今宮、竜田、飛鳥の4区。

 市まちの駅での本稽古披露は4年目を迎えた。じっくり観賞してもらおうと小浜地区まちづくり協議会が7、8、11、12日に企画した。

 7日は竜田、住吉、今宮の3区が臨んだ。竜田、今宮の両区は市まちの駅・旭座のステージ上でおはやしを披露。合いの手を入れながら、高音の笛に合わせて大太鼓、小太鼓の音を勇壮に響かせ、地元住民たちから拍手を浴びていた。

 住吉区は同駅広場で実施。大人は鉦(かね)を、子供は代わる代わる大太鼓をリズム良く打ち鳴らし、2人1組の棒振り役が華麗な立ち回りをみせた。大太鼓を担当する16歳は「緊張したけど、うまくたたけた。幼い頃から出ている祭りなので、本番が楽しみ。力強い音を響かせたい」と意気込んでいた。

 市まちの駅での次回の本稽古は11日は午後6時から、12日は同8時から始まる。

 14、15日の放生祭本番では各区の出し物が八幡神社に順次奉納され、小浜地区内を練り歩く。15日午後1時ごろには、全出し物が市まちの駅に集結して盛り上がる。

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