23、24の両日に高岡市福岡地域で開かれる「福岡町つくりもんまつり」(北日本新聞社共催)の最終日に行われる町流しの練習会が11日、福岡小学校体育館であり、同校の6年生87人が踊りに磨きを掛けた。
講師を務めた福岡町民謡民舞普及会の藤間舞寿さんら3人が壇上に立ち、「福岡つくりもん囃子(ばやし)」の手本を披露。藤間さんは「目線を上げる」「指先をそろえる」「肘をしっかり上げる」などとアドバイスした。
児童らはうちわを持ち、基本動作を確認した後、輪になって通し練習を行った。4年生から練習している「越中菅笠(すげがさ)音頭」の振り付けも確かめた。佐藤紗来さんは「本番で間違えないように、振り付けをしっかり覚えたい」と話した。練習会は17日にも行われる。
■浴衣で会場散策いかが
高岡市商工会女性部(澤田千枝子部長)は23、24の両日、「福岡町つくりもんまつり」で浴衣のレンタルと着付けを行う。11日は同会戸出支所で着付け講習会があり、同部員13人が来場客に浴衣をきれいに着せるこつを学んだ。
県商工会連合会が推進する「元気な商工会地域づくり支援事業」の一環として同部が企画。来場客に浴衣姿で散策してもらい、まつりに彩りを添える。
砺波市で着付け教室を主宰する西村千賀子さんが講師を務め、「背縫いを背中の中心に合わせる」「帯を巻く時は、体も回転させる」などとアドバイスした。
部員は互いに手順を確認しながら、愛らしいちょう結びの帯を巻いた浴衣姿に着替えた。
吉田明美さんは「来場者にはぜひ、きれいな浴衣姿でまつりを楽しんでほしい」と話した。