福井県、小浜・放生祭の本陣

福井県、小浜・放生祭の本陣

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12区いざ出陣 小浜・放生祭 14日開幕

福井新聞(2019年9月13日)

 福井県若狭地方最大の秋祭り「放生祭(ほうぜまつり)」が9月14、15日、城下町の町人居住区だった小浜市小浜地区で開催され、中心市街地が祭り一色に染まる。今年出番の12区が神楽、獅子、大太鼓、山車(やま)の4種の出し物を披露しながら巡行し、2日間にわたって次々と八幡神社(同市男山)に宮入り。全ての出し物は15日午後1時ごろ、同市白鬚の市まちの駅・旭座に集結し、クライマックスを迎える。

 放生祭は同神社の例大祭。300年以上の歴史を持ち、県無形民俗文化財に指定されている。同地区の24区が半数ずつ隔年で出番を務め、出し物を披露する。今年は▽神楽 神田、白鳥、津島▽獅子 玉前、日吉▽大太鼓 広峰、住吉、大宮▽山車 清滝、今宮、竜田、飛鳥-の4種類。出番ではない区も含め全25区の本陣を巡って披露する。各区の本陣には、一対の同神社のハトの紋が入った提灯(ちょうちん)、掛け軸、供え物などが飾り付けられる。

 両日とも午前8時半ごろ、大太鼓の住吉区を皮切りに、夜まで代わる代わる神社に宮入りする。14日午後5時半~同8時ごろは、まちの駅やはまかぜ通り周辺で山車、大太鼓、獅子の提灯巡行がある。白鬚区の巫女(みこ)の舞は同6時20分は旭座、同7時15分は神社で披露される。15日午後1時ごろからは、まちの駅周辺に出し物が集まる。

 放生祭は京都の祇園祭がルーツとされ、江戸時代初期に鯖街道を経て伝わったとされる。殺生を戒め、捕らえられた魚や鳥を放つ儀式「放生会(ほうじょうえ)」が、八幡神社の例祭で行われていたことから、放生祭の名で親しまれている。

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