岡谷市の名物を生かしたご当地ラーメンづくりに取り組む地元高校生グループ「VoiceofAOHS(ボイス・オブ・エーオーエイチエス)」が13日、地元の飲食店などの協力で試作したラーメンを試食し、完成にこぎ着けた。うなぎのかば焼きのたれを麺に絡めた汁のないラーメン。10月ごろに発売する予定で、生徒は宣伝を担う。
飲食チェーン経営のテンホウ・フーズ(諏訪市)が、岡谷市と下諏訪町の4店舗で販売する。これまでの試作段階で具材を検討した生徒が選んだチャーシューやモヤシ、刻んだタマネギなどの具材を使った。価格も生徒の提案で750円(税込み)にした。
当初、具材にうなぎのかば焼きを想定したが、コストがかかるため、たれを代用。生徒は今後、配布用のビラを作ったり、SNS(会員制交流サイト)を使ったりしてPRする。