ともに昨年開業した道の駅「南信州うるぎ」(売木村)と「南信州とよおかマルシェ」(豊丘村)が、それぞれ「記念切符」を発売した。全国の道の駅がオリジナル切符を販売する取り組みの一環。現地でしか入手できないため、収集家に人気という。
切符は約9センチ×約3センチ。表面に道の駅名、利用した日付が印字され、1枚180円(税込)。裏面には、それぞれの村のPRキャラクターや特産品をあしらい、並べると、山並みのイラストがつながる工夫をした。各道の駅の売店で購入できる。
飯田下伊那地域には道の駅が計7カ所あり、全駅で切符のデザインを合わせることも構想中。南信州うるぎの能見奈津子統括本部長は「切符をきっかけに各駅を回ってもらいたい」。南信州とよおかマルシェの岡田敬駅長は「南信州全体で連携し、各駅の知名度を高めたい」と話している。