県産食材を使ったメニューを販売する「イタリアン食の祭典」が16日、富山市の富岩運河環水公園で開かれ、家族連れらでにぎわった。
県内に店を構えるレストランや移動販売車など20事業者が出店。県産の牛肉を使ったパスタや白エビを使ったピザ、地酒などが並んだ。来場者は雨が降る中でも傘を差しながら列を作り、目当ての料理を味わった。富山市山室から訪れた田村清子さん(72)と田村陸子さん(75)は「いろいろな料理を楽しめるのが良い。会場を一周したい」と話した。
ステージではイタリア出身のタレント、パンツェッタ・ジローラモさんのトークショーや、日本イタリア料理協会の落合務会長と石井隆一知事の対談が行われた。
県産食材の魅力を知ってもらい、公園の利用促進にもつなげようと県が開き3回目。富岩水上ラインの船上では、同協会のシェフが作った料理を楽しみながらトークを楽しむクルージングが初めて行われた。