野外ステージをいっぱいに使って繰り広げられた「いのちの旅」

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命と魂の物語に拍手 シアター・オリンピックス黒部会場最終公演

北日本新聞(2019年9月19日)

 「第9回シアター・オリンピックス」の黒部会場の最終公演は18日、黒部市の前沢ガーデン野外ステージで行われた。インドネシアの伝統的な芸能をアレンジし、人間の歩みを描き出す演目「いのちの旅」が上演され、観客から大きな拍手が送られた。

 舞台芸術のプロデューサーとして国際的に活躍するレスツ・イマンサリ・クスマニングルムさん(インドネシア)の新作。インドネシアの俳優と音楽家が舞踊や武術、影絵芝居、伝統楽器などの表現を織り交ぜて生命と魂の物語を紡いだ。打楽器奏者の高田みどりさんが音楽監督を務めた。

 上演後、実行委員会会長の吉田忠裕YKK取締役が「広大なステージを縦横無尽に使い切っていただき、心から感謝したい」とあいさつした。

 8月23日の開幕以来、黒部市では5演目9公演が行われた。

 シアター・オリンピックスの会期は9月23日まで。南砺市の利賀会場では22日に最終公演を行う。

 舞台芸術財団演劇人会議、シアター・オリンピックス2019実行委員会、文化庁、県、SCOT主催。

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