22、23の両日に高岡市中田地区で開かれる「第36回中田かかし祭」(北日本新聞社共催)に向け、地元のボランティアグループ「中田もえぎの会」(河合博子会長)が18日、中田コミュニティセンターで「中田まるごとみょうが寿(ず)し」を試作した。祭りで人気の押しずしで、今年は5個入りで1200パックを販売する。
この日は同会メンバー8人が調理した。薄く切ったミョウガとサーモンを型に入れ、細かく刻んだミョウガや卵などを混ぜた酢飯と一緒に押し固めた。今年初めて販売するクルミゆべしも作った。
昨年から河合会長の畑のミョウガが何者かに盗まれる被害が相次ぎ、材料不足が懸念されていたが、今年も地区内外から提供があり、約7千個のミョウガが集まった。河合会長は「皆さんの温かい心がこもっているので、ぜひ食べに来てほしい」と話した。