大矢紀さんが作品を解説した春の院展新潟展=18日、新潟市中央区

大矢紀さんが作品を解説した春の院展新潟展=18日、新潟市中央区

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人物、風景色彩豊か 「春の院展」始まる 新潟市中央区

新潟日報(2019年9月19日)

 現代日本画壇で活躍する作家や公募の作品を集めた「第74回春の院展新潟展」が18日、新潟市中央区の新潟三越で開幕した。人物や植物、風景を色彩豊かに描いた作品が並び、訪れた多くの人を魅了している。

 新潟日報社と日本美術院が主催。美術院の同人作家の作品37点と、入賞入選作品100点を展示している。

 18日の開場式には、長岡市出身の大矢紀さん(83)=川崎市=、新潟市北区出身の斎藤満栄さん(71)=川崎市=、加茂市出身の番場三雄さん(66)=山形県上山市=の同人作家3人が出席。大矢さんは「新潟は文化の薫りが高い。院展もその一端として、新潟を盛り上げたい」と話した。

 会場には、鮮やかに描かれた花や、表情豊かな動物の作品などが並ぶ。新潟市中央区の無職男性(82)は「モチーフへの着眼点や全体の構図がやはりプロ。色使いもすばらしい」と感激していた。

 23日まで。一般600円、大学・高校生400円、中学生以下無料。

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