将来の目標を書いた色紙を手に握手する奥川(右)と山瀬=星稜高グラウンド

将来の目標を書いた色紙を手に握手する奥川(右)と山瀬=星稜高グラウンド

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星稜バッテリー ドラフト会議前に意欲

北國新聞(2019年9月19日)

 今秋のプロ野球ドラフト指名候補の奥川恭伸と山瀬慎之助の星稜高バッテリーが18日、金沢市の同校グラウンドで意欲を示した。1位指名で競合が予想される奥川は「しっかり活躍できる投手となりたい」、小学校から9年間、女房役を務めた山瀬は「長くプロ野球でやりたい」とそれぞれ目標を語った。
 両選手は今夏の甲子園大会で準優勝を果たし、18歳以下によるU18ワールドカップ(W杯)のメンバーに選ばれた。甲子園での活躍に続き、カナダ戦で7回18奪三振の快投で奥川の評価はさらに高まっている。「これから先は個々の勝負になってくる」という奥川は「まだまだ上でできるレベルには達していない。やらなければいけないことがたくさんある」と前を見据えた。
 山瀬は「打撃で力を付ける必要がある。肩を武器に挑戦したいが、40歳までやりたいので、配球やキャッチングも勉強しないといけない」と気を引き締めた。
 「会話がなくても考えていることは分かる」と口をそろえる2人。初戦で智弁和歌山と再戦する茨城国体(29日~10月2日)後、ともにプロ野球志望届を提出する見通しだ。注目のドラフト会議は10月17日に行われる。

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