須坂市の酒蔵「遠藤酒造場」を主会場に地酒や特産品を販売する「秋も須坂で蔵開き」が21日、3日間の日程で始まった。初日は約4千人が来場し、日本酒の飲み比べなどを楽しんだ。
同社の銘柄「渓流」「直虎」など16種類の日本酒が並び、もろみを袋づりにして搾り出した生原酒も人気を集めた。希望者が酒蔵を見学できるツアーや、市内産のみそを袋詰めできるコーナーも。知人と訪れた長野市の会社員折金円香(おりがねまどか)さん(37)は「酒の飲み比べができて楽しい。みんな笑顔で飲んでいて、とても良い雰囲気」と話した。
蔵開きは遠藤酒造場と市観光協会でつくる実行委員会が主催。22、23日は午前9時半〜午後4時に開く。問い合わせは同社(電話026・245・0117)へ。