稲刈りをして笑顔を見せる(左から)宮下さん、竹本さん、中尾奨さん、理恵子さん=輪島市の白米千枚田

稲刈りをして笑顔を見せる(左から)宮下さん、竹本さん、中尾奨さん、理恵子さん=輪島市の白米千枚田

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末永い愛、田の神に誓う 輪島・千枚田で結婚式

北國新聞(2019年9月23日)

 輪島市の国名勝「白米(しろよね)千枚田」で22日、収穫期恒例の結婚式が行われた。一般公募で選ばれた金沢市と都内の夫婦2組は、雨風にも負けず黄金色に実った稲穂のように、末永く愛を育むことを田の神に誓った。
 結婚式は今年で20回目。今回は応募84組から選ばれた金沢市松村2丁目の会社員宮下祐樹さん(34)と同市米泉5丁目の介護士竹本昌世さん(30)、東京都杉並区の会社員中尾奨さん(36)と妻で会社員の理恵子さん(35)が臨んだ。
 雨風の中、媒酌人の梶文秋市長夫妻を先頭に新郎新婦や親族らが練り歩いた。能登の婚礼儀式「縄張り」の歓迎を受けた両カップルは神前式の後、稲を刈って笑顔を見せ、祝い歌「輪島まだら」が披露されると、ブーケ代わりに稲わらを束ねた「つと」を投げた。
 竹本さんに内緒で式に応募したという宮下さんは「美しい景色の中で式を挙げられてよかった」と喜んだ。理恵子さんの父=白山市出身=から式の存在を聞いて応募した中尾さん夫婦はにっこりと顔を見合わせ、「幸せな家庭を築きたい」と声をそろえた。
 この日は千枚田オーナーやボランティアら約350人が白米千枚田会とともに稲刈りを行った。米は後日、特別名誉会員である小泉進次郎環境相ら全国のオーナーに贈られる。

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