「第17回御食国(みけつくに)若狭おばまYOSAKOI祭2019」(福井新聞社後援)は9月21、22日、福井県小浜市川崎3丁目の市食文化館周辺で開かれた。県内のほか北陸、関西から過去最多の40チーム、約800人がカラフルな衣装で派手にパフォーマンスを披露。コンテスト部門の最高賞「御食国大賞」には「若狭踊り屋祭わ衆」(小浜市)が2年ぶりに輝いた。
独自性や演出などを審査するコンテスト部門に30チーム、審査を受けない自由部門に10チームが出場。同館前など2カ所のステージに加え、近くの道路「川崎ロード会場」ではパレード形式で沿道の観客に演舞を披露した。
きらびやかな衣装を着た踊り手たちは、鳴子や大きな旗を持って笑顔で躍動。「旗乱舞」では各チームの大旗約60本がステージにそろい、力強い旗振りで観客を圧倒した。全出場者による「総踊り」もにぎやかに繰り広げられた。
準大賞は近江笑人(滋賀県米原市)、優秀賞は義導呂心(ぎどうろここ)(金沢市)。福井県内のチームは、審査員特別賞に若狭鳴子連希来里(小浜市)、和(なごみ)賞によさこいSHOYA(同)、躍(やく)賞に福井大よっしゃこい(福井市)が選ばれた。