福井県あわら市と坂井市三国町で、食や歴史、文化など地域資源を生かした体験プログラムが楽しめる「うららん２０１９」（福井新聞社後援）が１０月１２日～１１月２日まで開かれる。参加予約を受け付けている。

　両市の有志でつくる実行委が２０１１年から毎年、内容を変えながら行っている。今年は「チャレンジ」をテーマに、「古」「食」「美」など五つのジャンルで４２種類のプログラムを準備した。

　「古」は、あわら市吉崎で浄土真宗中興の祖・蓮如上人にまつわる寺などを巡り報恩講料理を楽しむプランや、坂井市三国町の北前船で栄えた港町に残る古民家での三国節の演奏体験などがある。「食」では、あわら市の温泉旅館の女将らが手掛ける日本酒の酒蔵見学や同市特産の野菜や果物を使ったパフェ作りなどがある。

　期間中、会員制交流サイト（ＳＮＳ）の投稿キャンペーンを合わせて開催。「うららん２０１９」で体験したことを紹介する投稿に「＃うららん」のハッシュタグをつけて発信すると、抽選でプレゼントが当たる。

　プログラムによって日時や金額、予約先が異なる。同市役所やえちぜん鉄道あわら湯のまち駅のおしえる座ぁ内に置いてあるパンフレットやホームページで確認できる。

　問い合わせは同市観光協会内の実行委＝電話０７７６（７８）６７６７。