華道と箏、民謡、太鼓、吟剣詩舞、金沢芸妓の舞がダイジェストで披露されるナイトシアター。外国人観光客が多く足を運んでいる=5日、市文化ホール

華道と箏、民謡、太鼓、吟剣詩舞、金沢芸妓の舞がダイジェストで披露されるナイトシアター。外国人観光客が多く足を運んでいる=5日、市文化ホール

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ナイトシアター 金沢市、外国人で盛況

北國新聞(2019年9月26日)

 9月にスタートした市の「伝統文化ナイトシアター」(北國新聞社特別協力、一般財団法人県芸術文化協会協力)が盛況だ。安価で金沢の文化、芸能を1時間に凝縮して披露する形が、外国人観光客のニーズに合ったとみられ、100人以上が詰めかけ、半数超が欧米からの旅行者という回も。出演者が芸に磨きを掛ける機会にもなっており、市の担当者は「想像以上の反響」と好調な滑り出しに笑顔を見せている。
 伝統文化ナイトシアターは、華道と箏(こと)、民謡、太鼓、吟剣詩舞、金沢芸妓(げいこ)の舞が1時間の舞台で次々披露される。9月から毎週木~土曜の夜に開催されている。
 観光案内所やホテルなどで情報発信しており、飛び込みの旅行者らが毎回80人ほど訪れ、土曜には100人を超えることもある。
 写真撮影も可能で、芸妓の舞をはじめ、世界共通の楽器である太鼓、サムライをイメージさせる剣詩舞などが好評を得ており、市には「体験をしてみたい」との声も寄せられているという。
 出演者も小規模ながら、観客の反応を間近で感じることができる舞台に刺激を受けており、華道家の1人は「舞台で生ける経験は花展と違う緊張感があり、若手の勉強になる」と話す。異なる文化で育った外国の人たちに喜んでもらえるようにと、楽器や出演人数を増やした邦楽団体もある。
 ナイトシアターは12月まで、市文化ホール、北國新聞交流ホール、しいのき迎賓館の3カ所で持ち回り開催され、全48公演を予定している。各回とも午後6時半開演で料金は500円。
 市文化政策課の担当者は「春など外国人観光客が多く訪れる時期にも夜の行事を充実させられないか検討したい」と話している。
 今後の予定は次の通り。
 ▽市文化ホール 26~28日、10月3~5日、17~19日、24~26日、11月14~16日▽北國新聞交流ホール 10月10~12日、31日~11月2日、7~9日、21~23日、12月5~7日、12~14日▽しいのき迎賓館 11月28~30日、12月19~21日

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