中川熊野神社で宝田宮司(右)に取材するメンバー

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万葉線沿いの「和」冊子に 富山大芸術文化学部サークル

北日本新聞(2019年9月27日)

 富山大芸術文化学部のサークル「高岡HUB(ハブ)計画」は、高岡、射水の両市を結ぶ路面電車・万葉線沿線のまちの魅力をPRするガイドブックの制作を進めている。昨年3月に沿線の飲食店などを紹介する冊子を発行しており、今回は第2弾。「和」をテーマに寺や神社、喫茶店などを若者の目線で取材し、来年4月までに完成させる。

 高岡HUB計画は、高岡駅を核として高岡市を活性化させようと活動している。冊子の第1弾は市内にある沿線の名所や店舗20カ所を取材し、記事と写真、イラストでまとめた。冊子が好評だったため、万葉線株式会社(同市荻布)から第2弾を依頼され、同社と高岡、射水両市の担当者を交え構想を練ってきた。

 今回は対象を高岡駅から射水市の越ノ潟駅までの全25駅に拡大。各駅から徒歩15分以内にある神社仏閣、和風の飲食店など、下見をして面白いと思った約30カ所を紹介する。

 メンバーは5人ずつ調査班とデザイン班に分かれて活動。調査班は8月下旬に取材をスタートさせた。中川熊野神社(高岡市中川本町)では宝田正嗣宮司に神社の歴史やこま犬、拝殿の天井画などについて聞き、境内の写真を撮影した。

 飯沼友梨さん(2年)は「実際に足を運んでみていろいろな発見があった。自分たちなりの視点で楽しく伝えていきたい」と話した。

 今後、休日や授業の空き時間を利用し、11月ごろまでに取材を終える。

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