初水揚げされ競り場に並べられた「越のわたり蟹」

初水揚げされ競り場に並べられた「越のわたり蟹」

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「越のわたり蟹」初競り 新湊漁港

北日本新聞(2019年9月27日)

 ブランド化が進められているワタリガニ「越(こし)のわたり蟹(がに)」の今シーズンの初競りが26日、射水市八幡町の新湊漁港であり、初物を求めて仲買人が次々と競り落としていった。

 同市新湊地域の漁師でつくる市漁業協議会(東海勝久会長)が、関西で人気のワタリガニの価値を高めようとブランド化に取り組んでいる。ことしは刺し網漁船3隻が例年並みの121匹を捕った。重さ400グラム以上で身の詰まりが良いなどの条件を満たしたカニ61匹にタグを付けた。

 ワタリガニは水を満たしたケースに生きた状態で競り場に並び、最大となった756グラムのカニは約2千円で競り落とされた。1匹平均は千円前後の値が付いた。

 カニは10、11月が旬とされる。今季の出荷は11月末までで、資源確保に向けて12月から来年3月までは自主的に禁漁とする。

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