中部や近畿の知的障害者のバスケットボールチームが集う「FUKUICUP2019」が9月28、29の両日、福井県越前市の丹南総合公園体育館で開かれる。昨秋の福井しあわせ元気大会(全国障害者スポーツ大会)に出場した県内の男女2チームも出場。主催者は多くの人の観戦を呼び掛けている。
県内の特別支援学校高等部の生徒やOBらでつくる男子「ブルーホークス」と、女子「フクイサンダース」が障害者スポーツや知的障害者のバスケットボールの普及を目指し開く。
男子は福井、愛知、岐阜、三重、新潟、滋賀の7チーム、女子は福井、三重の2チームが出場。男子はリーグ戦とトーナメント戦、女子は計4試合の対抗戦で競う。
ブルーホークスの九首見(くすみ)純平監督(34)は「まずは知的障害者のバスケットボールがあることを知ってもらいたい。健常者と何ら変わらない熱戦を見てほしい」と話している。
試合は28日が午前10時半から、29日は午前9時から行われる。