池田城跡の郭に標柱を設置する住民ら

池田城跡の郭に標柱を設置する住民ら

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池田城跡で10月26日にウオーク 立山町の新瀬戸活性化協

北日本新聞(2019年9月30日)

 戦国時代の「幻の山城」とされる池田城(立山町池田)の魅力を伝えようと、地元の新瀬戸地区活性化協議会(大畑年(みのる)会長)が10月26日、城跡を巡る「旧立山道と池田城ウオーク」を初めて開く。樹木伐採や除草など山道の整備を進めており、29日は標柱や看板を設置した。

 池田城は1567(永禄10)年頃に武将の寺嶋職定(もとさだ)が築いたとされる。尾根などの地形を生かし、標高375メートルの山頂に本丸を置き、敵から攻められないように空堀(からぼり)や竪堀などを周囲に巡らせている。遺構がほぼそのまま残り、町史跡に指定されている。

 ウオークでは旧新瀬戸小学校から本丸までの1・5キロを3時間かけて往復する「健脚コース」などを設け、郷土史家でもある大畑会長ら3人が案内する。

 住民が太鼓を打ち鳴らし、のろしを上げて開催を祝う。馬と一緒に同校から城跡の入り口までの旧道を歩くコースもある。参加者に地元産野菜や絵馬を贈る。

 29日は大畑会長と池田区長の佐藤正春さん、上瀬戸区長の加藤基市さんらが郭(くるわ)や櫓(やぐら)、空堀などを示す標柱や看板を11カ所に設けた。本番までに急傾斜の山道にロープを張る。大畑会長は「ウオークを通して、地域の財産である池田城の魅力を高めたい」と話した。

 参加無料。問い合わせは町地域おこし協力隊員の斎藤滋(しげる)さん、電話090(1318)4692。

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