高橋市長に懸垂幕のデザインを説明する高儀さん(左)=高岡市役所

高橋市長に懸垂幕のデザインを説明する高儀さん(左)=高岡市役所

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「梅花の宴」懸垂幕デザイン 高岡工芸高・高儀さん

北日本新聞(2019年10月1日)

 高岡工芸高校デザイン・絵画科2年の高儀凜さんは、4~6日に開かれる第30回万葉集全20巻朗唱の会のオープニング記念企画「高岡版『梅花の宴』」で舞台に設置する懸垂幕のデザインを手掛けた。30日、高儀さんが高岡市役所を訪れ、完成を報告した。

 懸垂幕には白梅の花や月などを描き、万葉集の梅花の歌の序文にある「風和らぐ」の部分にちなみ、風に舞う花びらをあしらった。高儀さんがパソコンを使ってデザインし、実行委員会が縦3メートル、横1・2メートルのタペストリー2枚に印刷した。

 高儀さんと同校教諭が市役所を訪れ、高橋正樹市長や市万葉歴史館の新谷秀夫学芸課長にデザインの意図などを説明。高儀さんは「梅花の歌の序文を読んでイメージを膨らませた」と話した。

 「高岡版『梅花の宴』」は4日午前10時15分からで、市長らが梅花の歌などを朗唱する。

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