踊りの披露に向け、練習に励む児童ら

踊りの披露に向け、練習に励む児童ら

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元気な踊り見せるぞ 井波木遣りの会披露へ

北日本新聞(2019年10月2日)

 南砺市井波地域の木遣(きや)りの唄と踊りを伝承する「井波木遣りの会」(高桑崇会長)の中学生以下のメンバーが6日、同地域中心部で開かれる「いなみ灯(あか)りアート2019」で踊りを披露する。7月の「いなみ太子伝観光祭」では雨のため踊れなかったこともあり、元気いっぱいの舞を見せようと練習に励んでいる。 (福野・井波支局長 正橋悠)

 井波木遣りの会は、毎年7月の観光祭で町流しを行ってきたが、今年は中止になった。同会は大人のメンバーがほぼ毎年、いなみ灯りアートで踊っており、今回は観光祭に向けて練習に励んできた子どもたちに発表の場を設けようと企画した。幼児~中学1年生のメンバー14人が参加する。

 30日夜に井波八乙女体育館で練習会があり、児童らは太鼓などに合わせ、一つ一つの所作や立ち位置を確認した。

 久恵壱冴(いっさ)君(8)=井波小3年=は「振りを間違えないように頑張りたい」と笑顔を見せ、頓所毘人(ひのと)君(11)=同6年=は「見た人に『すごい』と思ってもらえるような踊りを見せたい」と意気込んだ。

 いなみ灯りアートは5、6日開催。木遣り踊りは6日午後5時45分ごろに上新町、同6時10分ごろに三日町、同6時35分ごろに「よいとこ井波前」で行う。

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