長野市や市内の企業・団体などでつくる善光寺表参道イルミネーション実行委員会は４日、今冬のイベントのグレードアップを狙って、インターネット上で資金を募るクラウドファンディング（ＣＦ）を始める。イベントは昨年度初めて開き、市内の長野駅前から善光寺へ続く中央通りの街路樹にＬＥＤ約２４万球を飾った。本年度は３０万球以上に増やすほか、新たな企画も展開するための原資に充てる。

　ＣＦサイトの「Ｍａｋｕａｋｅ（マクアケ）」を通じて募る。期間は４日午前１０時から１１月２２日までで、目標額は１００万円。寄付額に応じた返礼品として、地元専門学校生がデザインしたネックウオーマーや、イルミネーションに合わせた八幡屋礒五郎（長野市）のオリジナル缶入りの七味唐辛子といった公式グッズ、地酒の吟醸酒３本セットなどを贈る。

　イベントは１１月２３日から来年２月１１日まで。善光寺本堂に加えて内陣でも行う光の演出は１２月１４～２５日。１１月初旬には松代地区でも関連イベントを行う。