工場の祭典に向け、準備を進めるフジノスの社員=2日、燕市

工場の祭典に向け、準備を進めるフジノスの社員=2日、燕市

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燕三条工場の祭典 準備入念10月3日開幕

新潟日報(2019年10月3日)

 製造業の盛んな新潟県央地域の工場などを開放するイベント「燕三条 工場(こうば)の祭典」が10月3日から始まる。2日は各会場で準備作業が大詰めを迎えていた。工場や公共施設などにトレードマークのピンクのしま模様が続々とお目見えし、燕三条地域全体に祭典ムードが高まった。

 イベントは6日まで。三条、燕両市と地元企業などでつくる実行委員会が主催し、7回目。製造業などの「工場」89拠点、農園などの「耕場」11拠点、地場産品などを販売する「購場」12拠点の過去最多の計112拠点が参加する。

 IHクッキングヒーター対応鍋を製造するフジノス(燕市吉田下中野)は3~5日に見学会を開く。2日は社員が屋外に看板を設置したり、工場内に製造工程を説明するボードを置いたりし、準備に追われた。長岡造形大の学生も事前の準備に協力し、壁にピンクのテープで鍋の絵を描くなどし、会場を華やかにした。

 フジノス営業部の川本慎一郎部長(47)は「普段通りの工場をお見せする。職人が一つ一つ丁寧に作っているところを見てほしい」と話している。

 県央地域の玄関口となるJR燕三条駅の2階にはピンクのしま模様の段ボールが積まれ、案内所が設置された。案内所は、三条ものづくり学校と燕市産業史料館にも設ける。

 工場の祭典では、各工場などでの企画以外にも、イベントが予定されている。燕市産業史料館では3日夜に飲食を楽しみながら職人たちと交流できるオフィシャルレセプションを開催。既に定員に達している。

 燕三条駅では、3~6日に県内のお土産を販売するコーナーが設けられるほか、若手クリエイターの作品が並ぶマルシェが開かれる。三条ものづくり学校では、3~6日に職人と工場を撮影した写真展「現場の写祭-ハレとケ-」を開催するほか、4~6日に県内外の産地の品が集まり、各種ワークショップがある「産地の祭典」が開かれる。

 案内所が設けられる3施設では、レンタルサイクルのサービスもある。1日500円。

 各会場の企画は工場の祭典でホームページで確認できる。問い合わせは燕三条地場産業振興センター内実行委事務局、0256(35)7811。

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