新潟県阿賀町で「ヘクサンボ」と呼ばれるカメムシを活用するイベントが10月19、22日、同町で開かれる。異臭を放つ"厄介者"を逆手に取って地域資源として発信することで、町の独自色を打ち出す異色の取り組みだ。
町民有志でつくる「ヘクサンボ取り世界選手権実行委員会」が主催する。
初日は19日午後2時から、町公民館で「ヘクサンボ楽会」と銘打った座学を開く。越佐昆虫同好会会長の中野潔さんがカメムシの生態や特徴などを解説するほか、質疑応答も受け付ける。無料。申し込み不要。
22日には午前11時から、同町神谷丙のかやぶきの里で捕獲量を競う「ヘクサンボ取り世界選手権in室谷」を開催。入賞者には賞品を贈呈する。汚れてもいい格好が望ましい。参加費500円(小学生以下300円)。先着50人。要事前申し込み。
問い合わせ、申し込みは事務局の池田屋商店、0254(95)2801。