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米子瀑布群、落差もっとありました 須坂市の国名勝

信濃毎日新聞(2019年10月5日)

 須坂市は4日、市内の国名勝「米子瀑布(ばくふ)群」にある権現滝と不動滝の落差を同日付で修正発表した。2016年の名勝指定を受け、市が瀑布群の環境保存や管理、活用などの計画を作るため今年5月に測り直したところ、それぞれ2〜4メートル長いと分かった。

 2つの滝は米子瀑布群の代表的な滝で、住民の信仰対象としても親しまれてきた。滝正面から地上レーザー測量を行った結果、落差80メートルとしてきた権現滝は82メートル、85メートルとしてきた不動滝は89メートルだったことが分かった。

 これまでの数値は、地図作成に使う航空写真から割り出していた。市の担当者は「従来の方法だと、滝の一部が木々に隠れてしまうと分からないという欠点があった」としている。市は今後、ホームページで新数値を表記する。米子瀑布群を紹介するパンフレットやチラシも、増部する分から変更していくという。

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