津田さん(前列左から2人目)と布目さん(同3人目)を囲み「縁展」の開催を喜ぶ同級生

津田さん(前列左から2人目)と布目さん(同3人目)を囲み「縁展」の開催を喜ぶ同級生

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旧友の計らいで2人展 新湊高同級生が企画

北日本新聞(2019年10月6日)

 射水市出身の日本画家、布目勲さん(72)=東京都葛飾区=と、同市在住の書家で市美術協会長を務める津田海仙さん(71)=緑町=による「二人の縁(えにし)展」が5日、同市高周波文化ホール(市新湊中央文化会館)で始まった。2人の旧友たちが設けてくれた発表の場で、意欲作合わせて35点を展示している。6日まで。

 2人は新湊高校の同級生。布目さんは金沢美術工芸大を卒業後に上京し、仲間と作ったアトリエを拠点に活動する。津田さんは前衛書家として地元で創作活動に励み、書径舎会長や県書道連盟委員長も務めた。

 縁展は2人の同校時代の友人らが、70歳を越えたのを機に企画した。故郷での作品展は数十年ぶりという布目さんは、銀箔と墨、岩絵の具などで、人の表情や草花を描いた。津田さんは近作を含め、力強い躍動感にあふれる前衛書を出品した。2人は「素晴らしい機会を作ってくれた同級生に感謝。それぞれが時間をかけて作り上げた持ち味を見てほしい」と話している。北日本新聞社後援。

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