茶道具を包む「仕覆(しふく)」の作家、丹羽陽光さん(福井県越前市)と生徒の作品展「和の手しごと 仕覆・小物・お茶」(福井新聞社後援)が10月5日、福井市愛宕坂茶道美術館の茶室で始まった。さまざまな柄の仕覆約40点が並び、和の心を感じることができる。
丹羽さんは、石川、富山、名古屋市のカルチャーセンターなどのほか、福井新聞文化センターで講師を務めている。同文化センターの生徒7人と作品展を開いた。
仕覆は、茶道の茶杓(ちゃしゃく)や茶入れ、それらを入れる茶箱を包む袋物。丹羽さんは「全てオーダーメード。幾何学模様などがあしらわれた中国やインドネシアの裂地を使った作品もあるので、見てほしい」と話していた。
6日は午前10時~午後4時。