尺八の演奏に合わせて朗詠する出場者

尺八の演奏に合わせて朗詠する出場者

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一般最優秀に笹木さん(富山) 高岡で越中万葉秀歌朗詠コンクール

北日本新聞(2019年10月7日)

■80歳以上、前田さん(高岡) 少年少女は山本さん(高岡)
 第15回大伴家持越中万葉秀歌全国朗詠コンクールが6日、県高岡文化ホールで行われた。最優秀賞には一般の部が笹木淳子さん(富山)、少年少女の部は山本康之朗さん(高岡)、80歳以上の部は前田他寿子さん(同)がそれぞれ選ばれた。

 家持が越中国守時代に残した歌の朗詠を通して当時に思いをはせ、歴史を全国に発信しようと、県松風会(米山岳麗会長)がつくる実行委員会が毎年開いている。

 少年少女の部(中学生以下)と一般の部(高校生以上)、80歳以上の部に県内外から約130人が出場した。家持の歌の中から選ばれた10首の指定歌題のうち1首を選び、尺八の音色に合わせて伸びやかな声を響かせた。北日本新聞社協賛。

 ◇一般▽優秀賞=米村法子、中村桂子、小林建一、古川久次▽優秀歌賞=大谷光則、中村民子、北弘子、川合俊夫、武部真由美▽努力賞=荒井眞知子、深山令子、山口十三、北川外志雄、高藤善治、米山由利子、嶋田茂晴、西村志津夫、前田朝子、宮田義正、黒崎博、川辺俊夫、小杉登茂子、藤盛明子、中川君代、藤井辰子、浦上実千男、加藤光久、皀和子、田村京子◇少年少女▽優秀賞=炭谷双葉、野尻芽生▽努力賞=大貝莉子、大貝香心、萩野海人、炭谷彩花、増田歩奈◇80歳以上▽優秀賞=尾嶋雄一郎、南三郎▽入賞=上田ユキ、大川絹枝、加藤美和子、仙道捷子、水木栄子


■万葉人の心受け継ぐ 全4516首の朗唱終え閉幕
 高岡市の秋の風物詩「高岡万葉まつり」最終日の6日、高岡古城公園で3昼夜にわたって行われた「万葉集全20巻朗唱の会」が全4516首の朗唱リレーを終えて閉幕した。

 朗唱の会は3日間で県内外から約2300人が参加した。フィナーレでは、特設水上ステージで市万葉歴史館の坂本信幸館長や出演者約30人が最後となる「新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事」を歌った。高橋正樹市長が閉会で「令和になり、改めて万葉ゆかりの高岡を全国に発信する機会になった。万葉人の心を受け継いでいきたい」と述べた。

 フィナーレに先立ち「越中三賦ミニコンサート」が開かれ、射水市出身のテノール歌手、澤武紀行さんら8人が出演した。大伴家持の長歌「二上山の賦(ふ)」「布勢水海に遊覧する賦」「立山の賦」を基にした曲を披露し、観客を楽しませた。

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