佐久市のJR佐久平駅近くの市ミレニアムパークで6日、イルミネーションイベント「SAKU BLOOM(サクブルーム)」の点灯式があった。佐久青年会議所などでつくる実行委員会が冬場に観光客を呼び込もうと2012年度に始めたが、電飾の老朽化などで本年度で最後。約50万球の発光ダイオード(LED)が園内を彩った。
午後6時に一斉点灯されると、家族連れやカップルなどが「きれい」と声を上げ、記念撮影を始めた。
県外のツアーバス客を含め、昨年度は延べ約16万人が訪れた人気行事。だが、運営費用の捻出やLEDの老朽化などが課題となっていた。同青年会議所理事長の中村雅英実行委員長は「交流人口の創出と地域経済の活性化において一定の役割は果たせた。新しい事業展開を考えていきたい」と話している。
点灯は10月末までが午後7〜9時半、11月から来年1月5日が同6〜11時。入場無料。