激しく火の粉を噴き上げて上清内路諏訪神社に奉納される「手作り花火」=6日午後8時9分、阿智村清内路

激しく火の粉を噴き上げて上清内路諏訪神社に奉納される「手作り花火」=6日午後8時9分、阿智村清内路

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金色に染める手作り花火 阿智・上清内路

信濃毎日新聞(2019年10月7日)

 下伊那郡阿智村清内路に江戸時代から伝わるとされ、2団体が継承している「手作り花火」(県無形民俗文化財)が6日夜、上清内路諏訪神社に奉納された。秋が深まり、少し肌寒い境内を金色の火花が華やかに照らし、会場に詰め掛けた観客を魅了した。

 この日は、継承団体の一つで上清内路地区の住民らによる「上清内路煙火同志会」が手作りした火薬を使った仕掛け花火14種などを用意。電灯が消え、灯籠の明かりだけがともる境内で、ブドウの房を模した花火「葡萄(ぶどう)」が幻想的な紫色の火を浮かび上がらせて仕掛けがスタートした。

 円盤が火の粉を散らして回る「大シャクマ」では、同志会員が「オイサ」と掛け声を上げながら火の粉の下で足踏みし、拍手と歓声が湧いた。彼女と初めて訪れた飯田市の会社員浜島大地さん(19)は「すごいと思ったら、さらに想像を上回る花火が出てきて終わらなかった」と興奮した様子だった。

 もう一つの団体「下清内路煙火有志会」は、手作りした花火を12日夜に下清内路諏訪神社・建神社に奉納する。一般客の見物もできる。

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