福井東ロータリークラブ(RC)が福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡の館跡全景を解説する案内看板を修繕し10月7日、同遺跡で除幕式を行った。日本遺産認定記念碑とニシキゴイ45匹の寄付もあった。
同RC創立45周年の記念事業。案内看板は1999年に義景館跡上段に同RCが設置した。経年劣化が進んでいたため縦1メートル、横1・8メートルの笏谷石製の台座を磨き、パネルは「小座敷」と記されていた場所を「茶室」と書き換えるなど、調査の進展に合わせ内容を更新した。
唐門前に設置された日本遺産認定記念碑は御影石製で縦25センチ、横36センチ。お堀の池を泳ぐコイの餌売り場のすぐ隣に設置した。山内基史会長は「遺跡を訪れ、コイの餌を購入する人が記念碑を見て、日本遺産であることを改めて認識してくれれば」と話していた。