11月17日に開通する飯田市の三遠南信道飯喬(いいだか)道路天龍峡―龍江インター(約4キロ)間にある天龍峡大橋に併設される歩道の愛称が、「そらさんぽ天龍峡」に決まった。市が7月に愛称を公募し、市内外から応募があった291点から選んだ。11月10日に開通記念のイベントがあり、歩道を歩くことができる。
歩道は天龍峡大橋(長さ約280メートル、高さ約80メートル)の車道下に整備した。設置費用は市が負担。天竜川やJR飯田線を見渡しながら「空中散歩」を楽しめる。
市によると、そらさんぽ天龍峡は飯田市の女性の発案。市や天龍峡温泉観光協会、地元住民などでつくる審査委員会が「歩く場所のイメージがある」「80メートルの高さが表現できる」などの点で評価した。
開通記念イベントは11月10日午前9時半から。天龍峡大橋を歩いて渡る催しなどがある。