展示室の木に登るレッサーパンダの双子=富山市ファミリーパーク

展示室の木に登るレッサーパンダの双子=富山市ファミリーパーク

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レッサーパンダ双子12日から公開 富山市ファミリーパーク、愛称も募集

北日本新聞(2019年10月10日)

 富山市ファミリーパーク(同市古沢)は9日、7月1、2の両日に生まれた双子のレッサーパンダ2頭を12日から公開すると発表した。2頭は雄だと分かり、愛称を募る。

 体重はそれぞれ生まれた直後の約150グラムから約1・5キロまで増え、体長は約50センチになった。母乳を飲むほか、タケの葉を食べられるようになった。

 生後3カ月を過ぎ、顔や体の模様がはっきりと現れ始めた。飼育担当者によると、兄が母親のあんこ(6歳)似で、弟が父親のロッポ(4歳)似だという。双子は公開を前に、巣箱と展示室を行き来しており、じゃれ合ったり、木に登ったりする様子が見られる。

 ロッポとあんこは繁殖を目的に2016年に別々の動物園から来園。同年から繁殖に挑戦していたが成功せず、3回目の繁殖で誕生した。同パークでレッサーパンダが誕生し順調に成育したのは02年以来。

 双子の子育てはあんこが担っており、12日から展示室であんこと双子を公開する。同パークのレッサーパンダは計5頭。

 双子の愛称は12日~11月4日に募集する。レッサーパンダ展示室前の特設テントに設置する応募箱に入れる。12月1日に発表する。

 野生下のレッサーパンダは生息数が減少しており、絶滅危惧種に指定されている。

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