上田市の菅平高原観光協会や菅平高原旅館組合などでつくる「菅平スポーツフィジカルセラピー(SPT)協議会」が19、20日、菅平高原で体を動かし、地元産の食材を食べて健康づくりを体験する1泊2日のモニターツアーを行う。合宿客が少ない春と秋の誘客を目的に初めて企画。星空の下でのヨガや、朝採れ野菜を使った料理の提供などを予定している。
体力測定をしてレベルに合わせて体力増強を図る「クロスフィットトレーニング」や、ボクシングの動きを取り入れた運動「ボクササイズ」などで体を動かす。夜は高原の澄んだ空気の中、満天の星空を見ながらヨガを体験する。夕食はタンパク質や野菜を中心にした「アスリート飯」が、朝食は採れたてのレタスやビーツを使ったスムージー、バーベキューが用意される。
スポーツ合宿のイメージが強い菅平高原に一般客を呼び込もうと、県観光誘客課の助言も得て計画を立てた。同協議会のチーフトレーナー箱山千鶴さん(45)は「リラックスして自分と向き合う時間を過ごしてほしい」としている。参加費1万円(税別)。定員10人。申し込みは14日までに菅平高原温泉ホテル(電話0268・74・2515)へ。