■２７店が趣向凝らす

　氷見市の民宿や飲食店が旬の地元食材を使ってもてなす「"食都（しょくのみやこ）"四季を彩る氷見三昧（ざんまい）キャンペーン秋冬編」が１５日、市内２７店で始まり、来店客は趣向を凝らした料理を堪能した。

　平日昼を中心に、氷見漁港で水揚げされた新鮮な魚介類などを使った氷見三昧御膳（ごぜん）を全店が提供。さらに豪華な氷見三昧かがやき御膳のほか、夜や休日、宿泊と合わせたプランを設定する店もある。

　氷見市姿の九殿浜温泉「ひみのはな」ではこの日、タイやカジキ、スズキなど地魚の造りや氷見牛の石焼き、天ぷら、氷見うどんをはじめとする御膳を提供した。

　いとこ会の８人で訪れた熊本県益城町の日村孝子さん（６７）＝氷見市出身＝は「新鮮な刺し身もやわらかい氷見牛もおいしかった」と満足そうだった。

　キャンペーンは、参加店でつくる氷見三昧倶楽部（菅田宏幸会長）や市、市観光協会、ＪＡ氷見市、氷見漁協、北日本新聞社などで組織する実行委員会が２００４年から行っている。今回は来年２月末まで。

　問い合わせは氷見市観光協会、電話０７６６（７４）５２５０。


◆氷見三昧参加店◆
　はしもと屋（中田）ひみのはな（姿）潮の美（脇方）うみあかり（宇波）ラ・セリオール、磯波風（泊）いけもり（指崎）美岬、叶、げんろく、すがた、城山、あお、氷見っ子、こーざぶろう（阿尾）ルートイングランティア氷見和蔵の宿（加納）魚恵（北大町）與市郎（窪）美浜荘、あさひや（島尾）ひみ番屋街番屋亭、きときと亭三喜（北大町）秀月（幸町）川喜、灘や（本町）牛屋、たなか（朝日丘）