紅葉した赤と緑のコントラストが映える治部坂高原=16日、阿智村浪合

紅葉した赤と緑のコントラストが映える治部坂高原=16日、阿智村浪合

長野県 伊那路 花・紅葉

濃淡鮮やか、紅葉始まる 阿智・治部坂高原

信濃毎日新聞(2019年10月17日)

 阿智村浪合の標高約1200メートルにある治部坂高原で、モミジやカエデの木々が色づき始めている。16日は、穏やかな日差しを浴びて赤や黄、緑色などさまざまに重なり合う色彩が高原を包んでいた。

 19、20日には「治部坂高原もみじまつり」(実行委主催)が開かれ、地元の野菜や木工品などの販売がある。19日〜11月4日は午後6〜8時半、モミジ並木をライトアップし、竹筒を切り抜いて中にともした光が漏れるライトも設置する予定だ。

 近くの治部坂高原ジャム工房によると、先週後半から色づき始め、見頃になるのは今月下旬以降。店長の山木保彦さん(52)は「治部坂の紅葉は一つの木で濃淡があり、モミジの赤は発色が美しい。近い目線で紅葉を見られるのも楽しいです」と話していた。

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