「たてやま楽市」の準備に取り組む住民

「たてやま楽市」の準備に取り組む住民

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里山の食文化味わって 19日から「たてやま楽市」

北日本新聞(2019年10月18日)

 立山町新瀬戸地区の住民が19、20の両日、今春廃校になった新瀬戸小学校を活用し、にぎわいづくりを目指す「たてやま楽市IN村の駅」を昨年に続いて開く。今回は新たに地元産もち米を使った大福餅を並べるなど、地元の自然や文化、食など里山の魅力を発信する。17日は住民が会場の準備に取り組んだ。

 新瀬戸小は2016年に休校となり、今年3月に廃校となった。新瀬戸地区活性化協議会(大畑年(みのる)会長)が校舎を「村の駅」と名付け、たてやま楽市を昨年スタートした。

 両日はボランティア約50人が運営。新企画として地元で収穫した新大正もちを使った大福餅を「銘菓立山飾り」として販売する。紅白の6個入り(700円)で、両日とも購入した先着50人にもち米2合を贈る。

 カボチャや大根など取れたての野菜をはじめ、山菜が入った郷土料理のつぼ煮、こんにゃくを使ったあんばやしなど地元産にこだわった品々を販売する。クラフト市には県内外の作家が出品。越中瀬戸焼や池田城跡の展示コーナーもある。

 大畑会長は「校舎を拠点に地域の魅力を伝え、活性化につなげたい」と話す。両日とも午前10時から午後3時まで。

 問い合わせは実行委員会、電話090(7088)2338。北日本新聞社後援。

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