千本格子の家屋前に展示された作品を楽しむ人たち

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芸術品町並みと共演 さまのこアート、町家に絵画や工芸

北日本新聞(2019年10月20日)

 伝統的な町並みの中で、芸術の秋を満喫してもらう「さまのこアートinよっさ2019」が19日、高岡市吉久地区の旧放生津往来一帯で始まった。町家の内外に絵画や工芸などのアート作品が展示され、大勢の人でにぎわった。20日まで。

 吉久地区は江戸時代から米の集散地として栄え、「さまのこ」と呼ばれる千本格子の家屋が残る。イベントは住民らでつくる実行委員会が毎年開いている。

 会場の約40カ所に押絵、陶芸、盆栽などさまざまな作品が並んだ。訪れた人は古い家屋の風情を感じながら、一つ一つの作品にじっくり見入っていた。

 昔ながらの農機具をはじめ、同地区の獅子舞を紹介した写真や新聞記事を展示したコーナーもあった。

 20日は作品展示のほか、スタンプラリーやワークショップなどが行われる。

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